そもそもフリーランスとは？

昨今、フリーランスとして仕事をしていきたいと考える人が増えてきています。
そして、その働き方もかなり受け入れられるようになってきました。

フリーランスに関する法整備なども進んできており、
フリーランス人口は今後も増えていく傾向が続きそうです。
今回は、そもそもフリーランスとは？というところに触れていきます。

フリーランスとは？

フリーランスとは、特定の企業や団体に所属せず、自分自身で仕事を受ける働き方。

フリーランスは、自由度が高く、仕事の選択肢も多いですが、自分自身で営業や管理を行う必要があります。

現在、日本におけるフリーランスの数は年々増加しています。

自由に働きたい人が増えると同時に、業務委託や個人事業などの働き方が以前より受け入れられるようになってきていますね。

フリーランスとして代表的なのは、デザイナーやライター、プログラマーなどが挙げられますね。

自分のスキルを活かし、さまざまなクライアントと契約して仕事を行っており、

フリーランスは自由度が高く、自分のスキルを活かせる働き方として注目が高まっています。

フリーランスと個人事業主の違い

フリーランスと個人事業主は似ていますが、法的な観点で違いがあります。

フリーランスは特定の企業に所属せずに仕事を受ける形態を指し、
個人事業主は自ら事業を営む人を指します。

少し表現を変えると、

フリーランス→誰かの仕事を請け負う。
例えば、イラストを描いてほしいという依頼に対して応える形で報酬を得る。

個人事業主→自分のビジネスを持っている。
同じイラストでも、自分の描いたイラストを販売する。

厳密にいえばフリーランスと個人事業主はこのような違いがありますが、
一括りにフリーランスと表現することもありますね。

フリーランス・個人事業主は税務署に開業届を提出し、青色申告などの特典を受けることができます。

先程の例を踏まえると、フリーランスと個人事業主、
一般的にハードルが低いのはフリーランスとなります。
自分自身のサービスを所有していなくいても良いですからね。

これから副業などを始めていきたいという場合にはフリーランスからスタートして、

軌道に乗って個人事業へと移行していくというのはよくある話です。

フリーランスに向いているスキル

フリーランスに向いているスキルには、専門的な技術だけでなく、コミュニケーション能力や自己管理能力も含まれます。

未経験でもこれらのスキルを活用、磨くことでフリーランスとして成功することが可能です。

実際に多くのフリーランスが初めは未経験からスタートしてスキルを磨いています。
独学で習得することもできますし、スキルについてはスクールなどで学んで身に着ける人も多いです。

簡単な案件を獲得しながらスキルを向上していくパターンなど、数多くのスキル習得の手段があるので、
今までの経験や、時間やお金のことも考慮しながら考えていくと可能性が広がりますね。

フリーランスの始め方5ステップ

フリーランスの始め方は、以下の5つのステップで進めると良いですが、
まずは初めてみるという方が多いのも事実です。

キャリアプランを考える
まず、自分がどの分野でフリーランスとして働きたいかを明確にします。
自分が興味を持っている分野や、既に経験がある分野を選ぶと仕事そのものが楽しく感じられることはありますが、「好きなこと」と「できること」は別の話であることを認識することも大事です。
好き+できることがもちろん良いですが、好きなことだけを追求して稼げない、またはできることで稼げてもつまらないと感じる人がいることも事実です。
将来的な目標や収入を考えながら、どのようなクライアントをターゲットにするか、どのくらいの収入を目指すかを計画、イメージすることも大事です。
スキルを身につける
必要なスキルをオンラインコースや独学で学んでいるフリーランスは多いです。
もしくは今までの経験が実は役に立つスキルになっているということもあります。
ウェブデザイン、プログラミング、ライティングなど、多くのスキルはオンラインで学ぶことができます。
代表的な例としてはUdemyやCourseraなどのプラットフォームを活用すると、自分のペースで学習を進めることができます。もちろんその他にも多数の学びの場はあるので調べてみると良いでしょう。
スキルを磨くことで、より高い報酬を得られるようになり、仕事の幅も広がりますからね。

必要な手続きをする
開業届の提出や税務署での手続きを行います。
フリーランスとして働くためには、まず開業届を提出する必要があります。これは税務署で行い、フリーランスとしての活動を正式に開始します。
また、青色申告の申請や、必要に応じて国民年金や国民健康保険への加入手続きも行います。これにより、法的にしっかりとした基盤を築き、安心して仕事に集中できます。
手続き等については今後触れていく予定です。
仕事を見つける
フリーランスを始めようと思う人にとって、最大の難所はどうやって仕事を見つけるかですよね。
代表的な例としては、クラウドソーシングサイトやSNSがあります。
例えば、LancersやCrowdWorksといったサイトでは、多くのプロジェクトが掲載されており、自分に合った仕事を探すことができます。また、TwitterやLinkedInを使って、自分のスキルや実績を発信することで、クライアントから直接仕事の依頼が来ることもあります。
もちろん、既存の人脈などを活用して仕事を得ていく人もいますし、ビジネス交流会などを通じて人脈形成していくこともあります。
自己管理を徹底する
スケジュール管理や収入・支出の管理をしっかりと行います。
フリーランスとして成功するためには、スケジュール管理や収入・支出の管理をしっかりと行うことが重要です。
例えば、タスクアプリなどを使って管理したり、家計簿アプリ・会計ソフトを使って収支を管理することで、常に自分の仕事の進捗や経済状況を把握しておくことができます。
自己管理の延長線上にライフプランも含まれます。
時間も収入も支出も自分次第であるために、自己管理能力はフリーランスを続けていく上で必須の能力と言えるでしょう。

まとめ

フリーランス、個人事業主と聞くとかなりハードルが高いように感じるかもしれませんが、
年々取り組みやすさは増してきています。

案件も在宅で獲得しやすくなってきていますし、フリーランスを始めるという点では
今後も良い環境が整ってくるでしょう。
その中で上手く仕事を獲得していく、プライベートも充実させていくとなると
各々のスキル向上や、自己管理が関係してくるのでしっかり学んでいきたいところですね。